続・ちっちゃな中国紀行

昨年の後半、2度目の中国。上海の虹橋空港に知人の方達に迎えに来て頂き、車で蘇州まで向かいました。
車窓から夕焼けを眺めていましたが、空が夕日の色に染まってから地平線に太陽が沈むまでの時間がなぜか
長いように感じました。その夕日を見ていて思い出したのは、夏目漱石の「夢十夜」の第一夜の夕日のシーンでした。
夢の中の女性が「死んだら自分を埋めて、その傍らで待っていて下さい」というお話で、『大きな赤い日が東から出た。
それがやがて西へ落ちた。赤いまんまでのっと落ちて行った。』という表現でしたが、こういう夕日を描いたのかな…
と思いました。広大な農村風景の中を車は競うように目的地に向かっていきました。


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前回は枯れた蓮の葉で覆われていた池がすっきりと清掃されていました。


連れて行って頂いたお店は、初めていただく味ばかりでしたが、刺激的でおいしかったです。